山 行 報 告
2010/8/13〜14  奥秩父・十文字峠越え     メンバ(記録):丸山


栃本関所跡 ウツギ 一里観音 登山道 テント場
コメツガの自然林 四里観音避難小屋 ヒメシャジン マルバダケブキ 梓山の広場にて



【コースタイム】

(8月13日)
池袋(7:57)==(10:35)三峰口(10:45)=バス\470=(11:15)秩父湖(11:25)=バス\260=栃本(11:35)――栃本広場(12:10)――白泰山登山口(13:00)――一里観音(13:40)――白泰山分岐(15:10)――白泰避難小屋(15:30)――赤沢山(16:35)△

(8月14日)
BP(5:30)――林道跡(6:40)――四里観音避難小屋(7:40)――十文字峠(8:50)――毛木平(10:15)――(11:20)梓山(13:10)=バス\650=(13:35)信濃川上(13:41)==(14:23)小淵沢(14:36)==八王子(16:04)




【記 録】

(8月13日)
 平日のダイヤであるため、電車は6回乗換え、バスも1回乗換えて栃元関所跡に着いた。近くの人に十文字峠への道を聞くが、わからないと言う。もう峠越えを歩く人もいないようである。

 ともあれ、上の大峰ハイキングコースをめざして行けば大丈夫であろうと歩きだす。栃本広場という広い駐車場に着き、白泰山の案内が出てきたのでほっとする。ここから舗装道路に沿って 歩き、登山口から昔の街道であったと思われる道に入る。

 この登山道はできるだけ平らに作られているため、尾根の稜線の脇を回りこむように付いている。昔は馬でも引いて歩いたようだ。一里観音で大峰ハイキングコースと合流し、ゆっくりと高度を上げていく。約4時間で白泰避難小屋に着く。この小屋は窓などが閉じられていて暗い。

 もう少し歩くことにし、赤沢山付近と思われる所で、今日はここまでとしテントを張る。
   
(8月14日)
 今日も長く歩くことになるため、早めに出掛ける。昨日・今日と曇り空で日差しが無いのが、却ってありがたい。

 林道跡に出て、左側から山を回りこむ。この先で四里観音避難小屋として真新しく建て替えられた小屋に出会う。

 ここから先のコメツガ・ダケカンバなどの自然林がきれいである。栃本から8.5時間かかって、やっと十文字峠に着いた。峠は早々に下ることにし、後はひたすら毛木平、梓山をめざして歩く。

 毛木平に五里観音の石像があった。約20Km歩いたことになる。梓山からのバスまで約2時間近くあるため、近くの川沿いの広場でテントを乾かしながら、のんびり昼食にする。

 帰りはお盆時なのに小淵沢からの特急も空いていて、ゆったり帰ることができた。